柴田安彦の気の向くままに

    蒲郡市議・柴田安彦の気ままなブログです。 ぜひ、コメントをお願いします。
朝から一善
 赤旗「日刊紙」の配達中に、新幹線の高架下でフェンスにしがみつきながら、何やら叫び続けている高齢者に遭遇しました。「どうかされましたか?」と聞くと、「家が分からなくなってしまった」というのです。
 
 眼鏡と新聞を手にしていたので、配達された朝刊をとったあと、ふらりと家を出て帰れなくなってしまったのでしょう。屋号を言うのですが心当たりがありません。近くの派出所もいつもは不在なことが多いし……。

 迷惑と思いつつ、この近所で確実に起きている知人に電話をし、屋号を問い合わせてみたら、数100m先の家でした。手をつないで送り届けると、何度もお礼を言ってくださいました。叫んでいたのは、いっしょに住んでいる息子さんを呼んでいたのだそうです。何はともあれ一件落着で、早朝からの一善に爽快な気分になれました。
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| 柴田安彦 | 高齢者 | 23:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
介護保険料を値上げ
 市は、3年ごとに見直しをおこなっている介護保険料を4月から値上げしたいとしています。介護保険制度はできたものの、いまも年間14万人もの人が家族の介護のために仕事をやめているそうです。

 一方で、介護保険料は払っているものの、いざ特別養護老人ホームに入りたいと言っても、何百人待ちの状態です。まさに「保険あって介護なし」の状態です。

 2015年には、団塊の世代が高齢世代になります。制度の見直しは待ったなしです。年をとったらお金の心配をせずに、安心して介護が受けられる程度の社会保障がほしいですね。蒲郡市の介護保険料は、県下の市で6位くらいの高さになりそうです。(平年ベース・社保協の資料による)

 議案の審査は、月曜日の文教委員会で行われます。下の画像をクリックすると詳細が見られます。



  新年度からの介護保険料(案)
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| 柴田安彦 | 高齢者 | 23:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
消えた年金、取り戻しました!
 ひとり暮らしの高齢者で、ずっと相談にのってきた方の「消えた年金」について、不自由な手で書いてもらった委任状を片手に社会保険事務所に出かけました。

 入院中の彼から聞き取った戦前の職場は、「群馬県で働いていた」などわずかな記憶しかありませんでした。ヒントを頂いても、代理である私には何の足しにもなりません。

 幸運だったのは、生年月日と名前、わずかな記憶で、「本人のもの」と特定できたことです。他に同姓同名の方でもいればアウトでした。しかも、2006年以降はすでに受け取っている障害者年金との併給ができるとのことで、年間10万円弱の年金が上乗せされるとのこと。

 ただ、提出した書類が処理されるのは10ヶ月も先のことらしいのです。ほんとに「消えた年金」になってしまわないことを願っています………。一喜一憂の年金取り戻しでした。

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| 柴田安彦 | 高齢者 | 22:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
身寄りのない高齢者は………
 身寄りのない高齢者の相談にのる機会も増えています。その内のひとりが、肺炎になって介護保険施設から、市民病院に入院しました。最初は2週間くらいかと思っていた入院も、1月を超えました。少しの間ならと引き受けた買い物や洗濯も思いのほか長くなり、汚れとたたかう妻に感謝です。

 治療の方針やいざというときの延命治療をどうするかなど、身内でない私には答えられない問題も山積みです。本人の判断能力のある内に、本人に確認するしかありません。こんな時に、社会保険庁から「消えた年金がありそうだ」と連絡がありました。私が代理できるかどうか、これもやっかいな問題です。

 問題なのは、お金の管理です。本人は字を書くこともままならず、銀行にも行けないため、預金のおろしようがないのです。成年後見制度を利用すればいいのですが、その手続たるや容易ではありません。銀行も何らかのルールを決めて、比較的容易に本人の生活が維持できるようにして欲しいものです。

 5年前にひとり暮らしになり、施設に入所するのを機にアパートを引き払った彼は、帰る家がありません。身体障害の問題から「特別養護老人ホームでは引き受けてもらえないのでは」とも聞きます。こんな時に、政府は「介護療養病床を2012年までに廃止する」との方針を掲げています。小泉改革にはいたるところで悩まされます。


 
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| 柴田安彦 | 高齢者 | 22:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
年金特別便に間違いが!
 一昨日のことになるのですが、橋詰公民館での住民懇談会で「働いた覚えのない事業所の名前が載っている」と届いた年金特別便に疑問を持っていた方から喜びの報告がありました。

 この方に届いた年金特別便には、若い頃に宗教法人らしき名前の保育園で働いていたことになっていました。本人は全く覚えもなく、あり得ないと言っていました。

 懇談会後に相談し、時期は定かではないけれど、働いていたはずの2社の名前がないことが判明。「気持ち悪いから、保育園を削除してもらう」と言っていた本人に、2社について調べることを主張してくるよう説得しました。最初は「記録があるのだから、働いていたんでしょう」とくり返していた社会保険庁でしたが、コンピュータでなく台帳で調べ直して、保育園名と働いていた会社名が違っていることが判明。晴れて、自分の年金であることが分かり、安心したとの報告でした。

 この方は4月以降に特別便の届いた方で、いわゆる消えた年金のない方です。(消えた年金のある可能性の高い方は、青い封筒で3月までに送られています) それでも間違いがあるのですから、届いた特別便はちゃんと確認しましょう!


  4月以降送られる年金特別便は緑の封筒


  この青い封筒で届く「年金特別便」
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| 柴田安彦 | 高齢者 | 17:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
後期高齢者医療制度
 蒲郡の社保協総会に出席しました。社保協は、社会保障の充実を求めて署名運動や市への申し入れなどの活動を続けています。

 総会に先立ち、来年度から75才以上の高齢者に導入される「後期高齢者医療制度」の学習会を行いました。これまで子どもの扶養などに入っていて、保険料を納めていなかった方も、新たに年金から天引きされたり、若い方とは違った保険点数になるなど、高齢者には厳しい制度です。

 知れば知るほど、国民に冷たい政治が続いています。何としても、政治を変えないと、暮らしは成り立たなくなってしまいます。


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| 柴田安彦 | 高齢者 | 20:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
介護保険問題懇談会


  元衆議院議員・せこゆき子を迎えて、介護保険問題懇談会を開きました。
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| 柴田安彦 | 高齢者 | 22:04 | comments(0) | trackbacks(0) |

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    蒲郡市議 柴田安彦

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