柴田安彦の気の向くままに

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名張毒ぶどう酒事件
 裁判員裁判が2009年5月21日から実施されます。国民が裁判に直接参加できる制度として歓迎すべきものでしょう。これで国民の常識とかけ離れた判決が減り、えん罪・誤判を防止することが期待されます。

 ただ、国民の間には「参加したくない」との意見が多いのも事実。安心して参加できるような有給休暇や保育などの保障、守秘義務違反への罰則は最小限にとどめること、検察側が集めた証拠や取り調べのもようが全部法廷に出されるようにすることなどの改善が必要です。

 守秘義務違反は、6ヶ月以下の懲役又は50万円以下の罰金と厳しいのです。しかも裁判員になった人には、一生涯この義務がついて回ります。裁判の批判や、自分の意見を述べることまで規制されかねず、そうすればえん罪をあばく報道や運動までできなくなる可能性があります。

 事件から48年も経過した名張毒ぶどう酒事件では、凶器とされた農薬が、じつは有罪判決の決め手となった「ニッカリンT」ではないことが明らかになっています。何年か前、私のところにも奥西死刑囚を支援する国民救援会から「当時の農薬がどこかに残っていないか」と情報提供を求められたことがあります。地道な調査で、見つけ出した結果なんですね。

 そうした努力で05年にいったん決まった再審決定でしたが、検察の異議申立により取り消され、現在、最高裁に特別抗告しています。

 えん罪事件は、犯人扱いされた人の一生を奪うもので、絶対に許すことができません。しかし、警察が自白の強要や1年以上にわたる長期勾留など違法な取り調べを行った志布志事件のように、えん罪は後を絶ちません。日本の刑事裁判の有罪率は99.9%を超えるそうです。裁判所が忙しく、裁判官に捜査機関への親近感や遠慮があるのではとの批判もあります。こうした馴れ合いを防ぐためにも、裁判員制度が効果を果たすことが期待されます。
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| 柴田安彦 | 国民の運動 | 22:20 | comments(0) | trackbacks(0) |









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    蒲郡市議 柴田安彦

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