柴田安彦の気の向くままに

    蒲郡市議・柴田安彦の気ままなブログです。 ぜひ、コメントをお願いします。
設楽ダムの地質は大丈夫?
 衆議院の佐々木憲昭議員が国土交通省から入手した設楽ダムのボーリング調査資料をいただきました。膨大な生データとボーリングコアの写真です。肝心な分析結果や評価がないので、専門家の力を借りないと素人判断は難しいようです。

 ただ、コアの最大長さや10cm以上のコアの比率、圧力をかけたときの水の透過率で地質を判断するんだということが分かりました。また、設楽ダム関連の契約調書も束にしていただきました。随意契約の理由書だけでも、膨大な束になっています。

 ダム建設というのは、とんでもない金がつぎ込まれるんだということを実感しました。


   入手した膨大な設楽ダムボーリング調査資料
  
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| 柴田安彦 | 設楽ダム | 23:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
川辺川ダム計画は白紙撤回!
   寒狭川の水を取水するためにつくられた寒狭川頭首工

 熊本県の蒲島知事が今日の県議会で、国が計画する川辺川ダム計画について「現行計画を白紙撤回し、ダムによらない治水対策を追求すべきであると判断した」と述べました。

 川辺川ダムは設楽ダムと同じ多目的ダムで、治水・かんがい・発電を目的としていましたが、利水訴訟で敗訴した農水省が利水を断念。さらに電源開発も発電事業から撤退しています。川辺川ダムは、既に約2000億円が投じられ、道路整備や住宅のかさ上げなどが完了しています。ダムををつくらず撤退する勇気こそ必要なのです。


  設楽ダムの目的とその容量は

   洪水調整………1,900万㎥
   上水・工水…… 600万㎥
   かんがい……… 700万㎥
   流量維持用水…6,000万㎥
   堆砂容量……… 600万㎥
------------------------------
    合計 ………9,800万㎥


 流量維持用水とは、頭首工直下の瀬ぎれをなくすために水を流すというものです。ただ、以前はこの水は「不特定容量」つまり、使い道が決まらない水と表示されていました。数キロの瀬ぎれを解消するために、3㎢の森を湖底に沈めて、何が環境保全といえるでしょうか。

 「水が足りないから設楽ダムをつくる」と思っている方も多いのですが、その水量は上水・工水合わせても全体の6%にすぎません。ダムに水をためても使い道がないのです。しかも、設楽の住民は誰もダムをつくって欲しいと言っている人はいません。ダムで栄えた町はないのです。

 きょうの総務委員会で、「ダム建設事業に市は負担金を出さない」ことを求める請願が審査されました。残念ながら、ダムは必要だ、ダムで河川環境を改善するんだと主張する保守会派の賛成多数で、請願は否決されました。国の姿勢を変えるためにも、総選挙で与党を下野させなければ!
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| 柴田安彦 | 設楽ダム | 23:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
豊川河口部の地下水塩水化を設楽ダムで解消する?
 一昨日の一般質問で、保守系議員が設楽ダムの必要性について質問し、「豊川河口部で地下水の塩水化が起きている。改善のためにダムの流量維持機能が必要だ」との論を展開していました。

 「そんな話は聞いたことがないぞ!」と思って、改めて調べてみました。

 嵋川水系における水資源開発基本計画」 国交省(06,02,17大臣決定)
 【3 その他水資源の総合的な開発及び利用の合理化に関する重要事項】
(4) この水系に各種用水を依存している諸地域の一部では、過去に沿岸部において地下水の採取により塩水化が発生したこと、また、依然として地下水への依存度が高いことから、安定的な水の供給を図りつつ、地下水の適正利用のために地下水位の観測や調査等を引き続き行うこととする。

◆嵋川用水二期事業の再評価」 水資源機構(06,08)
 【水需要の動向
県営水道の受水市町の中には渇水への自衛手段として地下水の温存を図る一方で、水質汚染や過剰汲み上げによる塩水化などの問題を抱えており、水源施設が順次整備されるに伴い、これら地下水水源から河川水水源への転換も解決策の一つとして残されている。豊川総合用水事業の完成によりこの地域の給水の安定性が高まったことと考え合わせると、この地域の豊川用水への依存量は着実に増加するものと考えられる。

設楽ダム建設事業環境影響評価 準備書についての意見と事業者の見解(06,09,08)
 【意見】調査地域を豊川流域全体及び三河湾まで広げるべきである。
・洪水時等の貯水による出水の減少や、流水の正常な機能の維持等の放流による河川流量の変化等が生じる。これにより、豊川全体に対して、水質、水温、川底の浄化作用、河口の塩水化、生態系、水産資源等への影響が考えられる。三河湾に対しては、海水交換作用の低下、鉛直循環流の低下、富栄養化、貧酸素化等への影響や青潮・赤潮の発生等が考えられる。またこれらにともない、生態系、景観、人と自然との触れ合いの活動の場等への影響が考えられる。
 【見解】
・なお、三河湾を含む布里地点下流では、横断工作物、大きな支川流入、取排水など外部要因の影響が支配的となっており、設楽ダムが及ぼす変化は小さいと考えています。



 どこにも、流水維持機能で塩水化が防げるなどとは書いてないじゃない!

 ↓△蓮塩水化の問題を抱えた人が水道を使うようになるから、豊川用水への依存度が高くなるという話です。「水資源の開発」「水需要」の項目で扱われていることからも明らかです。

 はもっと面白い! 意見では保守系議員の理論とは逆に、「ダムをつくると塩水化が進むのではないか、環境影響調査をすべきだ」と心配しているのです。しかも、国はこれに対して「ダムをつくっても塩水化には関係ない」と答えているのです。

 ダムの必要性で、利水も洪水調整も言えなくなった人たちが、6000万㎥の「維持用水で環境を守るんだ」という主張に望みをつないだのではないでしょうか。しかし付け焼き刃の論陣では、墓穴を掘ることになるのは明白です。
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| 柴田安彦 | 設楽ダム | 22:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
設楽ダムの負担金を払うな!
 設楽ダムの建設に関し、下流域5市1町の負担金支出をしないよう求める請願書(請願代表:稲石省三)が提出されました。紹介議員となったのは、会派がまごおりの荘田議員と、共産党の柴田、ひえのです。

 請願では、同時にダムの必要性、環境に与える影響に関して、住民に説明責任を果たすよう求めています。

 ダム工事事務所は、ダムの必要性について受水団体協議会(蒲郡市も一員)、商工会議所などからの「建設要望がある」ことを大きな根拠にしています。2,070億円もの巨費を投じる設楽ダムについて、本当に納得できる説明を受けている市民がいるのでしょうか……。


  議長に請願を提出する稲石代表ら

  
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| 柴田安彦 | 設楽ダム | 22:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
西浦温泉で夏期議員研修
   全県夏期議員研修(ホテルたつきにて)

 19日、20日の2日間にわたり、西浦温泉・ホテルたつきにて、共産党の夏期議員研修がおこなわれました。今日は「医療・福祉・介護」分科会の司会でしたが、後期高齢者医療、介護保険、病院問題、国保などと多岐にわたる課題があり、苦労しました。

 昨夜は夕食後、東三の議員が集まって「設楽ダム」についての議論を10時過ぎまで行いました。いよいよ、設楽町では「ダムの是非を問う住民投票条例」制定を求める直接請求が始まるとのことでした。

 設楽の人たちは「下流域の水確保のためにダムが必要」と思っているのでしょうか。豊川用水二期事業により、水はもう足りているのです。これだけ日照りが続いているのに、ダムと調整池の貯水量は50%を超えています。大島ダムや寒狭川導水路ができる以前の渇水を持ち出し「水が足りない」などと言って、ダム建設を進めようとする人たちのやり方は許せません。

 「下流域の水は足りているのですよと、宣伝に行こうか?」と設楽町議に聞いたら、「運動をしている人たちから要請があった時だけにして」とのことでした。

 ダム工事事務所の話を伺ったときには、「どうしてありのままを話してくれないのか」と感じました。遠回しに言い、聞いていることをはぐらかし、逃げ道をつくった物の言い方しかしないのは、問題のあることを表明しているようにも聞こえました。

 設楽町民の本音を聞く意味でも、住民投票が実現することを期待しています。

 
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| 柴田安彦 | 設楽ダム | 22:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
ダム工事事務所の言葉は鵜呑みにできない!
 昨日に続いて、佐々木憲昭衆院議員が設楽ダムの調査をおこないました。きょうは、反対運動を続けている方々との懇談です。昨日受けたばかりのダム工事事務所の説明に隠された問題が、次々と明らかにされました。

 環境アセスのずさんさや、地盤の強度調査の問題点、ダムの必要性についてなど、問題点は山積みです。しかも、その内容は十分に公開されず、住民に説明もされていませんでした。

 困難な中、調査を続けてこられた住民運動のねばり強さに脱帽です。共産党に対する期待の声も聞かれ、佐々木さんも「国会で取り上げる材料がある」と前向きな姿勢を示し、調査を続けることを約束しました。

 下流域としても、頑張らねば!


  設楽ダム建設反対で運動している方々との懇談
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| 柴田安彦 | 設楽ダム | 20:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
設楽ダムを調査
 佐々木憲昭衆議院議員が、設楽ダムを調査に来ました。設楽ダム工事事務所からの概要を聞いたあと、現地にて説明を受けました。夕方になった現地では、もうカナカナが鳴いていました。

 総貯水量9,800万トンのうち、最大の不思議は不特定容量と言われる6,000万トンです。使い道のない水って事じゃないの? 事務所の資料には「流水の正常な機能の維持の容量」と書かれていました。担当者も「不特定容量は通称です」と。これは何ですかと聞いたら「大野頭首工の下流で1.3t/s、牟呂頭首工の下流で5t/sの水量を確保するためのもの」との説明でした。

 水道のための600万トン、かんがいのための700万トンにくらべ、この6,000万トンのいかに大きいことか。ダム建設の根拠がなくなった国土交通省が新たに持ち出した巨大ダム建設の言い訳にしか聞こえませんね。



    現地で説明を受ける佐々木憲昭議員ら
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| 柴田安彦 | 設楽ダム | 22:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
設楽ダムシンポジウム
    発言する八田ひろ子


 共産党東三地区委員会が主催した「設楽ダムシンポジウム」に参加しました。国土交通省のパンフレットには、たくさんのごまかしがあること、お役人がいかに大勢関連企業に天下り、いかに多くの政治家に献金がされているか………。具体的な指摘に興味津々でした。

 一番印象に残ったのは、「下流域の人たちは水が欲しいというけれど、水没する地域に住んでいる人の気持ちを分かって欲しい」との言葉でした。この120年来最も降雨量の少なかった2005年でさえ、100%豊川用水に頼る蒲郡市で断水はありませんでした。

 改めて、ダム建設の中止を求めます!
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| 柴田安彦 | 設楽ダム | 23:10 | comments(0) | trackbacks(0) |

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